帰省ラッシュのピークという本日なれどまだ営業中、
そんな空井戸サイクル、最後の入荷は!大物です!
CarverBikes Gnarvester
この鈍い輝き・・・、
最後の入荷がチタンフレームとは、
なんとも験の良い事でございますな。
しかも単なるチタンフレームではなく、
タイヤクリアランスを求めて、
縫う様に走るプレート材から分かる通り、
相当太いタイヤを履く前提のコイツは、
29+ホイル規格対応のフレーム。
29+というと。
丁度一年前にデビューした、
Surlyのクランパスの圧倒的走破性に、
乗った誰もがニヤニヤしちゃった訳ですが。
その29+ホイルを履ける、
更に軽いフレームとして出て来たのが、
このカーヴァーのナーバスター。
乗ったらどんなに面白いんだろう・・・、
とは思うけれど、それを知るのはオーナーのみ。
ヘッドチューブは勿論テーパード。
エンドはパラゴンのスライドエンド仕様で、
シングルでもマルチでもどちらでもOK。
(画像はエンドのついていない状態ですけど)
で、右チェーンステー後端の、
←此処の部分、何か
線入ってますね。
何だろう?何かしら?
ってピンと来る人は来ますよね。
そう、此処はボルトオンになっており、
分割する事で
ベルトドライブに対応。
ん~・・・やらしくない方の、
「大人のオモチャ」です、実に。
こんなの乗ってみたいか?乗ってみたいに決まっている!
しかし、所有出来るか?となると・・・
漢の度量を問われますな。
今日も漢の度量満載のMootsを拝見しましたが、
憧れるのだけれどまだまだ己如きが、とビビッちゃう。
この歯一枚でもチョッとビビリますモン。
・Wolf Tooth チェーンリング
104x30t ¥10,500
110x38t ¥11,900
「歯は消耗品だ」と捉えていると、
そこに¥1万は結構重い。
今年、虫歯になって神経を抜いた事と比べると、
¥1万で済むなら良いじゃないか、とも思うけど、
そもそも比較の対象がおおいに間違っているし。
とかそういう問題じゃないですね。
このリングは独特の歯先形状により、
「フロントシングル x リアマルチ」
という組み合わせをした際に、
チェーンデバイス無しでも、
チェーン落ちがし難いという製品であり、
ただのチェーンリングと比べる事が間違っている。
更にこの
104x30tってのが優れモノで、
通常のMTB
クランク(104pcd)では、
一般的に32tが最小の歯数で、
理論上は31tもOKだけど珍しい。
そんな中、30tという更に小さい、
つまりより軽いギア比を提供してくれる。
「MTBクランクに32t以下を」という製品としては、
フォーリーズのタービンがありますが。
フォーリーズはインナー位置に着けるのに対し、
ウルフトゥースは歯にスペーサー的な下駄が、
削りだされており、ミドル位置に取り付けられます。
なのでスパイダーとチェーンの干渉を気にせず、
スカッと30tの軽さを堪能できる訳です。
この恩恵の事、そしてチェーンデバイスが不要である事を考慮すると、
色々差し引きナンジャモンジャで¥1万は・・・
ありでしょう。
32tとか普通の大きさのギアなら、チョッと考えちゃうけど、
それは今だけ、いつかはドーンとチタンフルオーダーかましたるで~!
という野望を抱いたり抱かなかったりしながら、明日が年内最後の営業となります。
基本的には大掃除の日ゆえ、出たり入ったりすると思いますので、
もしご来店頂ける際は、電話で確認頂ければ幸いです。