自宅の横が小中学校という事で、連日体育祭の練習の爆音包まれ、
「嗚呼、自分があの様な輪の中に居たのはいつの日だったか・・・」
と、アンニュイな気分になる事も無い事も無い事も無い事も無い。
そんな空井戸サイクルですが、
体育祭ではなく
文化祭が本日から開幕。
西日がスバンと差し込む中、
埼玉からやって来た
ripaさんが、
弊店3階を展示会場へとデコレート。
バッグや生地の色見本は勿論、
小物や何やかんやが並べられると、
いつもは完全倉庫状態の3階が、
結構チャンと店っぽくなる不思議。
教室が見世物小屋になる、
文化祭と同じ構図ですな。
そして店の前ではダンボール箱に溺れて、
やはり文化祭的雰囲気を醸し出す人々が。
東京「
Sunrisecycles」タカイ氏と、
彼が率いるレンタル自転車製作工房、
「
BYOBファクトリー」でフレームを作る、
有志
(というか勇士)のコンノ氏も駆けつけ、
BYOBファクトリーで製作された、
「俺なりの29+」
を組み上げる。
そして並んだ5台の「俺なりの29+」。
5人の侍
(先祖は多分農民)が、
記録的酷暑の中、
考え、削り、火を入れ作り上げた、
巨大なホイルがズラリと一同に。
そんな5台の中で、個人的に一番気になったのが此方!
関東の某巨大自転車チェーン店スタッフが作り上げたという、
実用車というか運搬車を彷彿とさせる29+車両。
デカイ!
デカイ!デカ~イ!
ラオウの跨る黒王号とは、きっとこの様な大きさなのだろう、と。
リアセンターを詰める、
等と言う世間の流れを無視する様な、
超ロングシートステー!
そしてこのゴツいステー組み!
この曼荼羅模様の様な、
随所に差し込まれた塗装も・・・。
往年の七宝焼きを連想させて、
なんともええやないですか~。
そんな実用車的29+をはじめ、
総構成部材点数九十点以上という、
サンライズサイクルズ謹製の、
謎フレームな・ど・な・ど!
見るだけでお腹一杯になれる、
魔術的29+が5台も。
明日27日から28日29日と、
週末にかけて3日間展示だけでなく、
実際に乗ってみれるというこの妙な3日間。
「こんなバッグが欲しい!」という人は勿論、
「こんなフレームが夢に出てきたので乗りたい」
そんな人も、この3日間のチャンスを逃す事無かれ!
あと、関西発自転車フリーペーパー、
「サイクル」誌の最新号も届いておりますので、
何とも珍しい文化的な空井戸サイクル、この機会に。