ピッピーッ!ピッピッ!と警察官の吹く笛の音が響き、
交差点は封鎖され、やがて黒塗りの車がスーーッと。
天皇さんが御所に戻られるのに先行して、
必ずSPらしき車が安全確保を行います。
ピリピリした敵意を感じさせるSP車の動きや視線は、
如何にも「プロ」って感じで見応えが有るのですが。
自宅(京都御所)に帰るだけでこの物々しさってのは実に大変。
「おぅ!チョッと出かけてくるわ!」
とプラっと出かけられ、一人の時間を堪能できる我々は実に幸せです。
しかし小さなお子さんが居られる家庭だと、
「ちょぃアンタ、この子も連れてったって~や。」と言われる事もあるでしょう。
そんな時に光るのが
「一人乗り」という自転車の特権。
連れて行きたくても連れてけねぇんだよ、バハハ~イってなモンで。
が、そんな状況を打ち砕くかもしれない危険なモノがあります。
それは革命的チャイルドトレーラー「Weehoo」。
・Weehoo iGo20 ¥39,900
よくある子供をテントに放り込んでしまうチャイルドトレーラーでは無く、
また子供が自分で跨るタイプの連結牽引車両でも無い。
ドッカリ座る
リカンベントタイプです。
背もたれ・肘置き・ハンドルが子供を包み、
ひっくり返るドン臭い親でゴメンネ!という時も、
子供の怪我を最小限に抑えてくれますし。
シートベルトもあるので、
子供が眠ってしまってゴロン、と言う事も無い。
またシートが前後に調整可能。
つまり?身長制限の幅が広い。
身長約
96cm~145cm程度まで、
年齢で言うと
3歳から10歳までフォロー!
これはリカンベントタイプゆえの、
便利すぎる特徴でありますな。
子供を連れてサイクリング、
ではありません。
子供も漕いで一緒にサイクリング!
トレーラー曳くと当然上りが重い訳ですが、
そんな時には子供に
「ヘルプミー!」
子供パワーでグイグイ上るべし。
シートの後にはパニアバッグもあるので、
お弁当や着替えなんかも此処に入れて~。
シートの左右には脇には小さなポケットがあるので、
子供用の飲み物や、ゲームボーイを入れとけば、
飽きっぽい子供も楽しく一緒にサイクリング。
背もたれ裏面のポケットには、
雨具とかを入れとくと良いかな?
トレーラーと自転車本体の連結は、
クイック&ボルトで取り外し可能。
なので、不要な時は外して押入れに。
また自動車に積む際は、
自分の自転車はルーフキャリアに、
トレーラーはクイックで二分割してトランクに。
んで自動車で琵琶湖の湖北まで出て、
平らな田舎道を子供と一緒にクルージングとか。
そんな事を考えているだけで、
夏休みが楽しみになって来るWeehoo。
一人で居られる時間も良いモノですが、
子供が一緒に遊んでくれる内に、
二人でサイクリング出来るというなら、
やっぱやっといた方が良いのかも。
「小さな子供とサイクリング」という簡単そうで難しかった希望への革命的回答。
子供も親も、乗ればきっと笑っちゃう。
そんなコイツが¥4万以下ってのは恐ろしく安い。
最大の問題は、置く場所が確保できるかって事でしょうね。