井戸端監視カメラ



ときめき。

GW中完全放牧状態だった家内の願いを請け、昨日はうどんを喰いにうどん県へ。
うどんを喰いに行く、とは言っても連続で何杯も喰えるモノでも無く、
「腹休め」という名目の元、香川が誇る名所「屋島」へGo。
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屋島は源平合戦の、
屋島の戦いで有名な、
観光地でありますが。


没落観光地という事で廃墟も多く、
大正時代から平成の近年まで、
動き続けていたケーブルカー、
及びその駅舎を是非見たかった。


木枠の窓が素晴らしい、
この立派な駅舎の勇姿ったら。

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走るシーラカンス「マツダ・ポーター」

風化しまくった「シングル香ナンバー」が、
何とも言えず哀愁たっぷりです。

こんなのを愛でながら、
駅舎をグルリと回っていると、
駅舎の裏には綺麗なトレイルが。

特に面白そうな道でも無いのですが、霧に煙るこの道を見た瞬間、
「何処へ続くのだろう?」という疑問が頭に浮かびました。

その「何処へ続くのだろう?」という疑問が生む「この道を行きたい!」という気持ち、
これこそが初めてMTBに乗った時の気分というか「トキメキ」なのでありますよ。
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このトキメキというのは持続さす事が難しく、
毎日の連続の中で次第に色褪せ、
やがて思い出す事さえ困難に。

しかしふとした瞬間、
気温の上昇と共に湧く緑の香りだったり、
こけて打った鼻がツンとする痛みだったり、
霧に煙るトレイルを目の当たりにした時。

日常の情報処理の段取りを一っ飛びに越え、突如目前に広がったりします。


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たまに「何で廃墟が好きなの?」と聞かれます。
何で?って言われても困るのですが、
強いて理由を言うならば「無常の実感」。


過去に支持され評価され花開いた何か、
それが時間の推移と共に錆びれ朽ちる。

その評価された理由と、見捨てられた理由、
その間にあるのは何か?
答は勿論、人心であり時代であります。

「ショーワのグラビエなんてダメだよね~」とか言うのは簡単ですし本当の事です。
でも、当時ときめいた事を否定出来るのか、というと?

そんな事はあって欲しくないに決まっています。
だから毎日を後悔無き様注意を払うし、その気持ちを維持する為に廃墟を愛でる。


そう、これが俗に言う「自己弁護」もしくは「言い訳」という奴なのです。
by kaleidocycle | 2013-05-11 21:15 | 無駄
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