春分の日を越えまして、正に春。
京都市内にも観光客が増えて来てる事でしょう!
(・・・街中出んので知らんけど)
昨日は祝日だというのにキッチリ定休日を取り、
先月終えた引越しの仕上げとして台所の蛇口交換などしておりましたが。
今日はキチンとDo the 仕事。
本日9割がた仕上がったのは、オーナーの新生活を全面的に支えるであろう、
究極の何でも用モンスタークロスバイク
「Pike」。
舗装・未舗装問わず、何処でも何処までも快速で!
更に荷物も積めるし、街中でチョッと停める時にはスタンドもあるし。
と、実用性では非常に高いレベルにある。
のに!
見た目のバランスもレベル高く、
そこに追い討ちをかける様な、
ネイビーロウフィニッシュの深い色合い、
そしてワンポイントになるラグの
ロウフィニッシュ。
趣味性と実用性の高次元での融合。
手前味噌ではありますが、正に
究極のクロスバイク。
と、そんなこんなで自転車を企画し、図面を書き、組み立てて用意するのも仕事ですが、
如何に造り手が「良い」と考えても、それが必ずしも伝わるとは限りません。
その最後の所、お客さんの心の襞に吸い取って貰える為の、
決めの一手としてとても重要なのが
「色」、そして
「質感」。
という事で昨年から塗装屋さんの仕事の邪魔をして、
調色に励んで来た「カラー・ロウフィニッシュ」。
今回のPike生産に伴い、
店頭展示用として作ったもう一本のPikeは。
個人的に決め色な
「ディープグリーン・ロウ」。
緑の向こうに透ける真鍮の色・・・、
エロチズム満開では御座いませぬか!
エンドやBBガセットには、
ポリッシュのステンプレートがあしらわれ、
無骨ながらも所有欲を満たす
「色気」搭載。
まぁクロスバイクというと「便利で気軽な自転車」、
という様な捉え方が大勢を占めると思いますが。
「クロスオーバーなバイク」という言葉を、
正しく真正面から捉えるなら!
その答として!
他には無い唯一無二の存在として、EBSのPikeがある事、
企画設計者として、是非お見知りおき頂きたいのでございますよ。