井戸端監視カメラ



限界チェック。

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今朝未明。
屋根を叩く雨音にやや憂鬱。

「今日だけは降らんで欲しかったのになぁ・・・」

勤労感謝の日くらいねぇ、降らんでもねぇ。
とか、そういう話では無くてですね。

以前紹介した「STCコンセプト」の納品が本日であり、
高速バスでやって来たオーナーを、
京都駅まで迎えに行った午前7時。

納車の日に雨って、やっぱり嫌じゃないですか。
しかも、そのオーナーが東京まで自走で帰る、ってんだから、
天気が気にならないはずが無いですよ。

更に、オーナーは月曜日には普通に出社する予定という事で。
つまり、本日午後と土日の2日という時間で、500km以上離れた巣へ帰らねばならん、と。
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そんなオーナー、この下半身を見てピンと来る人は、
きっとあのメーカーが好きで、そこのHPをご覧になっている事でしょう。
そう、オーナーは自ら自社HPでサンプルモデルも務める「CCP」の若頭。

「乗り慣れていない新車で、いきなり500kmなんて!
 しかも制限時間60時間なんて!体悪しまっせ!半分位輪行しましょうよ!」

と、ついつい弱音を吐いてしまう自分の意見など意に介さず、
「いや、やります。」とキッパリ一言。

若く見えても齢46歳のオーナー。
きっと、「今自分が何処まで出来るのか?」を試す苦行の旅なのでしょう。
自分をフルイにかけたくなる、そんな気持ちはよく分かります。

「出来ないと思うからやらない」なんて己を見限ってしまうと、
他の事でもイモ退いてしまうんじゃないか?
そんな不安と言うのは、明確には見えなくとも常にボンヤリ感じますから。
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彼を見送ってから、いつもと違う午前の店の中で、
自分は自分で、オーナーと同じHoboの、
バーテープを巻き替えていました。


彼の無事を、そして達成を祈る、
なんて言った所で、何の足しにもなりゃしない。

ただ、自分は自分の暇潰しとして、
ペダルを漕ぐ際に感じる足の傷みを共有する事で、
彼の行為を切欠としたエネルギーを、
少しでも共有出来れば、と妄想しながら。

彼の月曜日までの時間は、きっと非常に密度の濃い時間となるでしょう。
皆様におかれましては「CCP」の製品をお手に取ってご覧頂く際、
こういった時間を乗り越え練り上げられた製品である事、何となく感じて頂ければ幸いです。
by kaleidocycle | 2012-11-23 21:23 | 無駄
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