昨日に引き続き、Giant2013モデル展示会のお話。
そろそろシーズンインのシクロクロス。
ラインナップ中、セカンドグレードとなる
TCX1の、
ブレーキを見ると・・・
TRPのCX9!
ベルギーへシクロ修行に行っていた若武者が、
「シクロでのVブレーキ使用率が上がっている」
と話しておりましたが、その波は既に完成車にも。
TRPと言えば、STI用油圧コンバーターの「
パラボックス」が出ましたからね、
レース会場で一度くらいはお目にかかる機会があるかも。
「レース会場でお目にかかるかも」
って、レース観に行く予定など無い自分は、お目にかかる機会もなさそうですが。
此方もレース会場位でしか見る機会の無さそうな。
・XTC Advanced SL 29er
クロカンハードテールのXTC-Advancedは、
フレーム一新と共に
29インチのみへと。
容赦無しのレーシング!となったXTCアドバンスド。
重量8,8kgとレーシングなら、
価格も¥70万とOh!レーシング・・・。
軽量化のあまり
シートクランプも無くなっちゃった。
んな訳も無く。
内臓式の
「インターナルシートクランプ」という事で、
トップチューブの下にボルトがあり、
コレを締めると臼がシートポストを抑えつける、と。
ん~・・・
レーシング!
まぁレーシングだけあって、
上げ下げするには完全に不向きでしょうから、
凡夫には無縁でございますな。
テクは無いけど、速く!快適に!
ドンドン行きた~い!
そんな人には完全兵器、
29erオ~ルマウンテ~ン!
まぁ何もかもが29er化しておりますが中でも注目すべきは
「Trance X 29er」。
「ロボットみたいでチョイと愛せない気が・・・」
そんな甘っちょろい事を言う人には向きませんが、
ラブレスな快楽主義者には、直球な答として良い一台。
同じロボットならコレが欲しい!
そんなリゲインカラーの
「Reign2」。
良い色だぁ~。
間違い無いパッケージングの、
6インチオールマウンテンのレイン。
正に
「ノースショアのカローラ」。
いや、ホント良い意味でカローラ。
¥23万でコレが買えるとは・・・。
でも6インチはチョッとやり過ぎか、
そんな風に思わん事も無い。
ならば。
日本のトレイルに一番適しているであろう、
5インチオールマウンテン
「Trance X」。
まぁ一番正しい解答でしょうな、うん。
そんなこんななGiantの今。
自転車界におけるトヨタ的存在のGiantは、
言うならば現在のマスプロメーカーの基準であり、
「そうか、世間はこうなのか・・・」
とええ勉強をさせて頂きました。
来年はどうなるのか?再来年は?
とか言う前に。
大阪環状線を迷わず走れる様になりたい。
「終劇」