昨日の見た予報は、「明日は曇りのち晴れ」
雨降りで鈍りがちな体に、
その情報はスパイシーだった様で、
今朝目覚めると、時計は4時半。
もう一度寝るか?もしくは呑むか?
それともフライング気味に出てしまうか?
ボケっとしながら考えた結果、5時半出発。
京北からグルッと回って、
補陀落山荘へ行けば、
到着する頃には、丁度朝飯に良い時間になろう、
そういう逆算からの出動時間決定。
早く着いてもノンちゃん寝とろうし、
ノンビリ行こう、ノンビリと。
等とユルユル走っていると、
パラ。 パラパラ。 パラパラパラ。
雨かい。
栗尾峠の眺望を眺めながら、やや悲しみに浸る。
雨の中走る趣味はねぇんだよ。
しかし、此処から引き返すという程、
野暮でもねぇんだよ。
幸いな事に、降るといっても大した事は無く、
肌湿らす程度のシャワーの様な雨。
この程度の雨であれば、
カンカン照りよりも寧ろ歓迎。
塗装をしていない鉄フレームが、
また錆びるのか、という事がカナンだけ。
錆の事は帰ってから考えるとして、
今はドーンと走りませう。
川の水量も増して、流れは豪快。
そして雲は下りて来て山を隠す。
その水分&水分の僅かな隙間を、
黙々とすり抜けスススのス~。
やがてやがて。
見事時間通りに
山荘到着。
珈琲飲みながら一週間の業務連絡、
及び無駄話を堪能した後。
畑の状況を視察に。
きゅうり、良し!
トマト、鈴なり!良し!
枝豆、予想外に出来ている!良し!
唐辛子、良し!
カエル・・・ちっこいな。
植えた野菜は実が生る、という当然過ぎる程当然の事が、
それだけで面白いというのは、嬉しい様な、申し訳ない様な・・・。
そんな畑の育成状況を、
一通り愛でた後、市内への帰路に。
なんやかんやしていた内に雨も上がり、
花背峠を下る頃には晴れ間も覗き、
木漏れ日の中をギュイーンと下る。
途中、日曜を遊び始めた知り合いと、
何度もすれ違いながら、遊びは終わりに。
70kmほども山道を堪能し、畑を散歩して、家に帰着してもまだ10時。
12時開店の空井戸サイクル、此処から本来の今日が始まる。
という事は、この朝のライドは一日の予定の中ではオマケであり、
早起きは三文の得、というのは事実である訳です。