しとしとしとしと。
雨が降る本日金曜。
久し振りに、実に久し振りに
アレが入荷。
究極の自転車用雨具です。
・キャラダイス ダックスバックポンチョ スーパー
¥18,900
まぁ「究極の」というのは、
弊店なりの勝手な評価なのですが、
自分の知る限り、コレを越える物は未だ無い!
ホンマに。
究極と言えるだけの防水性は、塩ビでもなければゴアでもなく、
ワックス加工された綿の布から生み出される。
広げた布の上に水溜りが出来ていても、
裏面を触ると何故か濡れていない脅威の防水性。
更に丈夫なコットンなので、破れる心配も無ければ、
焚き火の火などで穴があく心配も無い。
更に更に、自分はもう8年くらい使い続けていますが、
一度もメンテをした事が無い、なのに未だに濡れない。
ワックスドコットンの防水製品というのは、世の中に結構沢山あります。
その中で、期待してガッカリした製品も沢山。
しかしそんな中で、コイツだけは違ったんですね。
期待通り所か、期待を大きく上回る実用性には、
「ワックスドコットンの如何なるモノか?」を知った気になっていただけで、
実は全然知らなかったという事実を突きつけられました。
オールドスクールだとか、雰囲気が良いとか、そう言う事では無しに。
実力として、あらゆるモノを凌駕する可能性を秘めていたりするんですな。
勿論、布自体の質感の良さもあれば、
裏面にチラッと見えるチェック柄が、
ノースイングランドで生まれた事を、
さりげなく主張していたり。
永年の実用に耐えうる本物というのは、
恐らくこういうモノの事を指すのでしょう。
と、両手放しで大絶賛するこのポンチョ、
此処一年ほどモノが全然入って来ず、
最早伝説と化しつつありましたが。
この梅雨の最中に、突如入荷。
しかもサイズは求めていた
「スーパー」。
このポンチョには、STDとスーパーの2サイズがあり、
常識的にはSTDで良い筈なので・す・が。
背面の余裕を求めると、日本人でもスーパーが快適だったりするのです。
例えば身長177cm程度で、
自転車に跨ってこんな感じ。
STDと比べて背面で約13cm長く、
この状態なら、充分といった所。
しかし
バックパックを背負ったりすると?
このスーパーじゃないとダメですよね。
反面、ハンドルへの被りが大きくなるので、
例えば前輪に擦ったり、ライトを覆ってしまったりするのですが、
元々がコットンなので、そこは自分で縫うなりベルトつけるなりして、
良い様に改良してやれば良いのかな、と。
そういう観点において
「大は小を兼ねる」という訳でスーパーが良いのです。
実の所、個人的には梅雨の使用はお勧めしません。
素材がコットンなので、乾きが遅く、カビが生える可能性があるからです。
なので、ナウな製品という訳では無いかもしれませんが、
雨天を自転車で走り続けるのであれば、ある種の究極であろうこのポンチョ。
在ってくれるという事の喜びを知って頂ければと思うのですよ。