いつまで経っても暖かくなりません。
世間は春休みの3月末だというのに、
今朝も、走りに出たら雪降って来ましたしね。
まぁ暑いのが苦手な自分としては、
夏が来るよりかは寒さが続く方が良いのですが、
それでも何でも・・・寒いな京都。
南の方へ行けば暖かいのかしらん?
そんな暖を求めてなのかどうなのか、
先週、お客さんが輪行&一泊で九州へ行って来られたそうです。
九州と言うと「遠い」としか思わないのですが、新幹線に乗れば
3時間程度で着くそうで、
乗り換えや待ちや何やと考えると、ある意味関西圏を輪行で移動するよりも近いのかも。
しかし輪行って・・・邪魔臭いですよねぇ・・・。
パッキングするのには意外と時間が掛かるし、
広い京都駅内を、自転車担いでウロウロするのもしんどいし、
電車の中でも、目を離すと「バタン!」なんつって倒れたりするし、
目的地について艤装しようと輪行袋を開けると・・・、
傷がついたフレームや曲がったエンドを目にして「オゥノウ・・・」と懊悩するなんて事もあるしで。
そう、自分は輪行が好きでは無いのです。
輪行のメリットは魅力だけど、
それ以上にデメリットが恐ろしい。
そんな現状を打開すべく、
昨年に注文していた
コイツが届きました。
ゴルフバッグの様ですが、然に非ず。
クルクルと巻かれた本体を開けると、
中に塩ビパイプと、グラスファイバーのバテンが。
そのパイプx4本と、バテンx4本を、
所定の位置にスポスポと差し込むと、
準備完了です。
何の準備かってーと。
そう、このバッグはフォールディング可能な、
「輪行袋以上、ハードケース未満」
そんなセミハードケースなので御座います。
・evoc バイクトラベルバッグ
29erホイールのモンスタークロスである、
愛車パイク號が、キャリアをつけたままで収納可。
なので、ロードは勿論、DHバイクでも入るそうな。
輪行袋と大きく違うのは、
外したホイルを入れる場所が決まっており、
前後ホイルを外して、左右のポケットに入れ、
あとはハンドルを外せば、それで準備完了。
先程入れた塩ビパイプが、
ホイルを外的衝撃から護り、
またスプロケやローターが当たる箇所も、
補強されているので、袋が破れたり、
フレームに接触して傷を入れたりしない訳です。
バッグ本体の内部に装備されたベルトで、
フレームを括って、ジッパを締めれば完成。
この状態で、縦置きでも横置きでも
自立するので、
電車に持ち込んだ際にも、程よい場所にポン、と。
また
高速バスで嫌がられる事の多い輪行袋ですが、
コイツなら自立する上、多少の衝撃に耐える為、
バスのラゲッジに普通に入れる事も可能ですし、
飛行機に乗る時も、段違いの安心感ですわな。
角にスケボー用のウィールがついているので、
ハンドル持てば、そのままコロコロ転がせます。
なので、駅の中だろうが空港だろうが、
ススっと転がせ、移動は簡便至極。
この点、ハードケースって憧れますねぇ。
ただ。移動は良いとして。
「目的地の駅なり空港なりに着いた後・・・、
このケースを如何すれば良いのだろう?」
1、駅に着く。
2、自転車を出して艤装。
3、バッグを畳む。
4、そして片手運転で曳く。
それも良い。
けど、大きな駅や空港ならある、
ゴルフバッグ用の
コインロッカーに、
突っ込んでしまうと言うのも一つの手ですし。
バックパックの外付けハーネスで括れば、
無理矢理運んでしまう事も可能。
まぁラリアットしてしまわない様に、
注意する必要はありますけど。
と、この様に輪行の行動として、
「今までにない選択肢」を生むこのバッグ。
飛行機や高速バスでの移動もハードル下がるし、
遠くのトレールを日帰りで攻めに行く、とか、海外旅行に自転車持って行く、とか。
ヤッホーオークションなどで自転車を売り買いする時も、
「どうやって自転車送ろう・・・」と悩む事が多いと思いますが、
コレに詰めて送れば傷む心配も少ないでしょうし、梱包物なので送料も安い。
で、到着後自転車を抜いて、バッグだけ折り畳んで送り返して貰う、とか。
コレがあればアレも出来るコレも出来る・・・、と妄想が膨らみませんか?
さぁ皆さん、
コレを買いなはれ!
と言いたい所なので・す・が。
コレ、
¥50,400と結構値段するんですよね・・・。
ハードケースとしては然程高くも無く、
使い勝手の内容を考えれば安い!とも言えますので、
海外によく行かれる方や、
とにかく輪行での移動が多い方には是非!
ただ、それ程でもない、でも興味はある、そんな方には!
貸しますぜ。
コレは自分用に買ったのですが、自分も年にそう何回も使う訳ではありませんしね。
さぁ、コレがあるとするなら・・・アナタなら何をします?