井戸端監視カメラ



WTF!

あ~、あ~、本日は快晴なり、本日は快晴なり。
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非常なる快天に恵まれた昨日の休み。
いつもの様に昼過ぎまで寝ている事無く、そそくさと家を後にして、レッツゴーテストライド。
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お題は勿論「Van-dessel」「WTF」
クルーザースタイルのフレーム形状がイカす、
29erホイールのシクロクロス、
つまりモンスタークロスという奴ですね。

MTBと違いフルリジッド設計なので、
ハンドル位置も良い感じに低くセットでき、
非常に自分好みです。

今回の試乗車はカーネギーズバー仕様ですが、
29erの恩恵で、街中から雪の残る田舎までビュン!

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このWTF、見た目もインパクトありますが、
フレームの構成もオモシロ感満載でありまして、
例えばBBはエキセントリックBB搭載で、
シングルスピードでも多段変速でも、どちらでもOK。

そのエキセントリックシステムを呑み込んだ、
ゴッツイBBシェルを裏から覗き込むと?

エキセン固定ボルトが、何と4本も
エキセンの固定方法は未だ決定打に欠く状態ですが、
固定ポイントを増やす、と言うのはどないだ!と。

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BBがエキセンという事はエンドはドロップ、
でクイックで外れる、それ即ち・・・。

ディングルスピードで組んでも、
ギアの掛け替えが簡易至便な訳です。

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ディングルってのは、ギアを二枚使える様にした、
「デュアル・シングルスピード」の略ですね。

山までのアプローチには、
38x18のギアのクルージングギア、
そしてダートの入り口で、
36x20のダートギアに掛け替える、と。


29erでダートを遊ぶのには、
36x20はチョッと重いなぁ、と思ったりもしますが、
心配無用、まずは担ぐ事から始まるから・・・。

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で、この奇矯な形状のフレーム、
担ぎは如何なモノか?と思いながらも、
担いでみた所、以外と言うか何と言うか、
「可も無く不可も無く」

トップチューブが二本なので、
多少肩に当たる感じはあるけれど、
まぁ別に、って程度。

MTBでは無く、あくまでもシクロなので、
前三角も大きく、肩は入れ易いですな。

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そう、コイツはMTBでは無い。

ついつい忘れてしまいそうになるけれど、
あくまで「アホほど太いタイヤが履ける」シクロを、
フラットバーで組んでいるだけ。

何て事を考えるのは無粋。
乗って自分が良ければそれで良い。

担ぎで息を切らして一服する時に、
眺めて格好良ければ・・・更に良い。うむ。

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まぁ結果的には、フルリジッドの29erという事で、
クロカン的なニュアンスが強い訳ですが、
今回のダートは、まぁ見事に雪・雪・雪で、
登りでは全然足が掛からずツルツル地獄。

せめてこのタイヤでなければ、
せめてこのギア比でなければ、
「自分が乗るならこうする」計画を構築。


しかし、尾根における雪と根っこのコンビネーション、
危険な香りがプンプンしますな。

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やっとフラットな道に出だど~!
さぁ漕いだらんか~い!

南斜面に近い場所は、雪も融け始めており、
泥跳ね上げながら、グイグイ進む。

雪独特の、いきなりズルっと来る感じも、
慣れると結構面白いモンで、
うおっと声を漏らしながら、右へ左へ、そして前へ。

29erだからこそ、これだけ普通に進む、
モンスタークロスの有り難さって奴ですよ。

タイヤクリアランス的には、フォークは2.1で丁度良い感じ。
リアはもう少し余裕はあるけれど、まぁ2.1までと言う事で了解頂ければOKかと。
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29erなのに珍しいな、と思ったのはクランクとのクリアランス。
ドライブサイドにプレート状の部材を当て嵌める事で、
タイヤクリアランスと、チェーンラインの追い込みを両立させており、
ロード用のコンパクトクランクが、ギリギリインストール可能。
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フォークはエアロ形状のブレードで、
「ゴツイなぁ」というのが最初の感想でしたが、
剛性的には然程高い感じでもなく、程よく撓り、
タイヤのエアボリュームと合わせて、
乗り心地的には非常にバランスの取れた良さ加減。

ホントにMTBスチールフォークの標準的な感じ。
勿論良い意味で。


ただ、ハンドリングはやはりクロスの其れなので、
頭のスイッチ切り替えなきゃならんね。

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フレームの方は見た目がコレなので、
「ど、どんなもんだい?」と構えてみたモノの、
肩透かしを喰らう様なニュートラル感

それもそのはず、このWTFは見た目こそコレですが、
ジオメトリ的には変テコないじり方はしておらず、
ノートには非常に真っ当な数字が並んでおります。

ただ、シクロのジオメトリの中に29erをぶち込むという、
モンスタークロス定番ジオメトリの為、
正直、スタンディングで「どっちのライン取ろかいね?」
と悩んでいると、前輪につま先当たりますけどね・・・。

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総合的に乗り味は?と言うと・・・面白気持ち良い
多少無理に踏んだり、こぜたりすると、
「硬いというより、締まった感じ」
そんな印象を受けます。

しかしダートで上り下りと走ってみると、
その締まって硬いという印象の奥の、
最後の所で少し「クッ」と来る、
そんな鉄感を感じて嬉しくなったり。

この感じはロングライドで効くでしょうから、
王滝みたいなロングダートにも向くでしょうね。

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そう、このWTFの魅力は、
そんなロングダートをこなせるだけでなく、
エンドにダボがあるのでキャリアも着けられ、
ツーリングにも充分以上に対応出来てしまう事や、
シングル&マルチギアどちらでも選べる事に加え、
ベルトドライブ対応の造作がなされていたりと、
欲しい物を全部詰め込んだビックリ箱テイスト
この一言に尽きるのではないでしょうか。


そういう意味において、この派手なフレーム形状は、
ある種の隠れ蓑、乃至は照れ隠しなのかもしれません。

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そんなWTF。
正式名称は「Whiskey Tango Foxtrot 」

ウィスキー呑んで、タンゴ聴きながら、
フォックストロット(社交ダンス)を踊る。
嗚呼、愉快愉快、そんなイメージでも結構です。

が、戦争映画が好きな人なら別の意味に気付くでしょう。
聞き取り難いラジオで話す時、
「WはウィスキーのW!」と、明確に伝える為の、
戦場における「例」と言うのがあり、
WTFを表すとWhiskey Tango Foxtrotになる訳です。

じゃぁWTFって何なの?となりますが、WTFは一つの単語として認知されており、
それは「What The Fuck!」「何とぉ!」という様なニュアンスですな。

このWTF、何とぉオモロイ一台を作るんじゃい!という感じで、
キャラ的には自分が設計企画したEBSパイクと、かなりの部分で被るのですが、
それでも・・・というか、それ故に欲しい!
要は、自分の求める自転車の理想像に近い訳です。


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日本に唯一、乗れる試乗車が空井戸にはあります!
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パグスレーからムーンランダー(勿論フレーム&フォーク価格!)の間位です。

こんなの欲しかった人、結構居るんじゃないかと思いますけどどんなモンでしょう?
気になる人は、試乗車がある内に乗りに来て下さい。
当たり前ですが、店の前だけでなく、是非ダートに持ち込んで試して欲しいですね!
by kaleidocycle | 2012-02-22 00:26 | 商品
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