井戸端監視カメラ



好き景色。

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ぎゅんっ!と冷え込んだ昨日の朝。
花折峠の向こうはすっかり雪景色調。

朽木まで行くと、朝9時頃で気温マイナス1℃の表示。
そうだろうそうだろう、何せ12月だし、ふむ。



そんなクソ寒くも麗しい休日、
布団から一歩も出たく無い休日。
あえて。

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今年最後になるであろう、
モーターサイクルでのツーリング。


行き先は日本海。

寒っむ~!
となる事を警戒し、固めて来た重武装が功をなし、
意外なまでに寒くなく、陽光さして来ると寧ろ普通。

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海沿いに出て、まず目に飛び込んで来た、
「牡蠣直売」の看板。

「たのもう~!」と小屋を覘くと、老若男女が並んで、
せっせと殻剥きに勤しんでおられる様子。
カキのシーズンですからな、実に忙しそうです。

因みにキロ売り、「3kg¥2,000」をお願いした所、
90サイズ位の箱が、蓋閉まり切って無い状態で登場。

焼き牡蠣、牡蠣鍋、カキオコ・・・夢膨らむぜ。ふっくら。

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直売所(牡蠣剥き作業所)の表の、
流し台の下に、猫の巣が。


親猫は出動中で、子猫だけがお腹を上下させて、
ふっくら寝ておりました。

愛いのう。


海沿いに、三方五湖を目指し行く。

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国道よりも県道よりも、未舗装の基幹林道!
その方が面白いに決まっている。


が、道は赤土のヌタヌタ、一部でギリギリ状態に。
押したり乗ったり押したり乗ったり繰り返し、
「嗚呼、自分の単車で良かった。
 高出力で重たい豪勢なバイクじゃなくて、実に。」


と念仏の様に念じ続けて進んでいると、
道は豪快な崖崩れで行き止まりであった・・・。

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三方五湖の奥、常神半島へ入ると、
さすがにさすがなローカルムード。

パチンコ屋もミニマムサイズ


もし自分がパチンコをする人間であれば、
是非打ってみてみたい、うむ。

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この常神半島の先には、
天然記念物の大ソテツが生えておるのですが。


自分にとっては、以前ある本で読んだ、
「少し前まで、今走っている道は無く、
 全て小船で移動して、集落と集落を結んでいた」

そんな昔の事を、今の情景に重ね合わせる方が、
ズッと興味深く、海も半島も違って見えたり。

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常神の集落では、何の物音もせず、
ただ干物が風に揺れておりました。



三方五湖を北上し少し行くと敦賀半島
この半島には、よく知られる通り、
高速増殖炉もんじゅ、新型転換炉ふげん(廃炉済)、
そして敦賀原発が並んでいる、と。


美しい水晶浜から、敦賀原発を臨む。
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原発を眺めるのがとても好きでした。
推進派・反対派とかそういうイデオロギー云々の話ではなく、
あんなに小さな箱から、あんなに多くの人が使うエネルギーが生まれる事、
凡そ現代に想像できる事の範囲で、もっとも不可思議で、恐ろしく、神がかり的な、
それでいて正体を隠す様な、異常なまでの清潔な外的印象、
それらが、他には無い強烈な魅力を放っている様に感じたのです。

しかし、閉じ込められていたインドラの矢が壁を突き破り、
昨今の現状を生んだ今、のんびり眺めていると、とても複雑な気持ちになります。
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この原発もやがては廃墟になって行く訳で、
100年後、200年後に同じ風景を眺める、
未来の人は何を思うんでしょうか?


心底のんびりと眺めていられる様な日は、
二度と来ないでしょう。
少なくとも自分の生きている間は。

過去が戻らない事、その事はとても悲しい事です。
飛び石でシリンダーフィンが欠けた事よりも、
ずっと。
by kaleidocycle | 2011-12-11 21:15 | 無駄
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