昨日の休みは単車に跨り東大阪へ。
目的地は知ってる人は知っている、
知らない人には生涯関係無い、
そんな「
WM」さん。
モーターサイクル業界における、
このジャンルの大御所で御座います。
目的は一つ。
このカウルを買いに行ったのです。
このカウル、ご覧の通りアルミ製です。
通常、カウルってのはFRP製が殆ど。
それは生産効率や、実用性において、
FRPが優れているからで、
自転車で言うなら
「台湾製は素晴らしい」
そんな事実と似ていると言えば似ているかも。
まぁ言うなれば、このアルミ製カウルは、
非常に
非効率な製品と言えるかもしれません。
しかし、アルミ製が良い、アルミ製であって欲しい、
そう願う人間
(どの程度の数かは別として・・)に対し、
東大阪でアルミ板をトンカラトンカラ叩いて、
この製品をリリースしておられる訳ですね。
そして「アルミ製であって欲しい」と願う自分は、
通販なんかではなく、直接見て確かめたい、
そう思い出向いた今回。
だからどうした、というくだらん話ですが。
効率という、皆さんを幸せにする公式を越えるのは、
「アタシはこれが良いと本気で思うんですけどね?」
という「自我」、言い換えれば「念」、それなのではないかと思うのですね。
最大公約数の効率は正義であると思います。
が、こと趣味の世界となると、それが通じない、
寧ろ壁となる瞬間が多々あります。
今回、WMさんがあってくれて、
そしてアルミ製カウルを作ってくれて、
自分は非常に非常に助かりましたし、
とても嬉しかったです。
同じ様に、自分もまた「何処かの誰か」という名の同胞の為に、
念をこめて仕事をせねば、改めてそう考えた休みなので有りました。
因みに現在、念をこめてロードフレームを構想中。
ええ、勿論自分用ですけどね・・・。