井戸端監視カメラ



慣らしは愛。

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朝5時半に設定した目覚ましが、
鳴るより前の4時半に目が覚めた本日。

やる気満々です。
ええ、OHを終えた単車の慣らしです。


思ったよりも肌寒い中、南へ向けてレッツゴー。

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さて、北へ行くか南へ行くか?と考えた所、
あまりに早く間が覚めた、これは僥倖、
南に向かっても、奈良で混む心配も無い時間、
だから南へ行こうと決定した次第。


奈良を越え、明日香村の辺でやっと朝な感じに。


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奈良の端で、平地に別れを告げ。

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山地へ入ると、すぐ丹生川上神社の下社が。

曰く、日本最古の水神との事。


それがどの程度有難い事なのか分からぬものの、
本殿の後ろに控えるこの階段がド迫力。

し・信仰を感じさせるぜ・・・。

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京都から南へ向かうとやがて行きつく紀伊山地には、
迷路の様に川が走り、またいずれの川も水量豊富で、
そして驚異的に透き通っている。

何故か海パンを持って来ているので、
泳ぎたくなるが・・・梅雨らしからぬ寒さでパス。

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更に南下を続けると、近畿の最高峰、
大峰山の八経ヶ岳の脇を抜けて行く。


分厚い山の壁が、何枚も何枚も連なる様は、
この奥に何かが護られているのかもしれない、
と想像さすに充分な重厚さ。

まぁ自転車では来たくないね、
己の足レべルでは、生きて帰れそうにない。

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越えて行く道すがら、廃屋が。

民宿か?別荘か?
何れにしろ、寂しい場所に建てたモンだ。


今は割れてしまったあの窓から、
昔、外を見て居た人は何を思っていたのかしらん?

上北山学区の保険ポスター、いや看板。
何か・・・悪意を感じる様な気がするのは、己の心が濁っているからか。c0189724_2211882.jpgc0189724_2213350.jpg


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紀伊山地には川が多いし谷も多い、
そして吊り橋がとても多い。

オートバイで渡れる吊橋と言うのがあったので、
とりあえず渡ってみる。

怖い。
怖くない怖くないと自分に言い聞かせても、
それでも怖い。
本能が怖い怖い怖い怖い怖いと呟き続ける感じ。

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更にグイグイ進み、瀞峡へ。

此処は、奈良県と和歌山県と三重県の、
三県の県境となる所。

つまり秘境。


瀞峡出身の人とかと知り合いになりたい。
そして、瀞峡での生活の話を聞きたい。

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瀞ホテルに来るのは二回目。
変わらず、味出し過ぎ。
完全につげ義春の世界ですな。


此処はまだ営業しているのかしらん?
しているのであれば、是非一度宿泊してみたい。
離れっぽいのもあるので、可能であれば其方に是非。

跡型も無くなってしまう前に、ね。

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瀞峡から、道を逸れて名も知らん川沿いに行く。

途中、川の向こうに廃墟が見えたので、
興味ムクムクと湧き立ちて、
周りを見渡すと・・・また吊り橋が。

懲りずにバイクで渡ってみる。
揺れが脈動化し、ボワンボワン揺れ、
怖いというより、普通に危険を感じたり。

で渡った結果、廃墟への道は全て消えてしまっており、
再び、吊橋を真剣な顔して渡って元の鞘。

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何故田舎から人は消えるのだろう?
何故同じだけ増えないのだろう?

地元を離れるという事を、殆ど経験した事の無い、
京都引き籠りの自分の想像力では、
イマイチその正体が掴みきれないけど、
仕事が無い・金が無い、それ以外にも、
きっと何か、何かもっと他の理由があるのだろうて。

それはさて置き、自販機ボロ過ぎるぜ。

廃道愛好家の事を「オブローダー」と呼んだりもするそうだが、
未だ廃道にはならぬものの、集落と集落を繋ぐ道が、
時にアスファルト無しの「オフロード」に。
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そんなオフロード脇の廃屋の庭に打ち捨てられた、
朽ち果てかけた自転車が2台、陽光を受け光っていた。
全体は当然錆が回り、ベルなどはもう崩壊しかけているにも関わらず、
まだ光を放てるとは・・・過去の栄光かもしれんけど、凄い製品じゃわい。



細い道を抜けた先の、斜面に広がる小さな集落。
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段々畑と、家屋と、その間を縫う道とのバランスが、
メルヘンの様に完成されたこの集落、他所者から見ればまるで桃源郷。
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この学校校舎の雰囲気が良いのは当然として、
この雰囲気なのに、この大きさの規模、というのは、
結構凄いことなんじゃないかなぁ、と。

そんな事を考えながら、ボーっと見ていると、
先生なのか、父兄の方なのか分かりませんが、
校庭に居られた方が、挨拶をして下さいました。

嗚呼、桃源郷の人はやはり心も優しいのだ・・・、
と思いたい所ですが、
不審者に見えただけかもしれません。
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そのまま山を下り、海へ出ると、
鯨の町「太地」でした。


エライ所まで来てもうた・・・。


エンジンが今後も活躍してくれる事を祈り、
4,000rpm以下をキープしながら、
此処まで来た来た350km

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そりゃ、慣らししたから如何やねん、と言われれば、
何とも言えない所ではありますが、
それでもね、愛ですよ愛、無償の愛。
那智黒本社にナチグロ買いに来ただけ、それで良い。

朝5時に出て、ほぼ乗りっ放しで昼14時の那智黒本社。
此処から帰りも300km、途中雨も降って来る、
慣らしだから高速は使えない、としても。


結果、15時間、約620kmの旅でした。
尻の皮が痛いです。
by kaleidocycle | 2011-06-10 23:51 | 無駄
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