井戸端監視カメラ



鈍感諦観。

予知能力や、虫の知らせ的な事を「第六感」と申しまして、
英語に訳すと「Sixth sense」となるそうですが、
この「感=センス」という訳よりも、
自分は「」の方がシックリ来るなぁ、と思ったり。

勘の悪い自分=センスの無い自分」ってなモンで。


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今朝も、諦める事無く朝から鹿の角探し。

毎日せっせと走っている自分ですが、
「MTBに乗るのが上手いか?」
と問われると、非常に、非常~に残念な事に、
人様に見られて恥ずかしいというレベル。


謙遜とかそういう気色悪いの無しで、
実に如何しようも無い感じなのです。
少なくとも、自転車屋としては悲しい程に・・・。

勿論、もっと上手くなりたい!シュッシュとスムースに走れる様になりたい!
そんな風に考え、練習をしてみた事も有ります。

ただ、何と言うか・・・。


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自分は、80年代に青春を過ごしたイチビリの例に漏れず、
中学生の頃はメタルを聞いて「か・かっちょえー!」とシビレ、
その後、もっとカッチョイイは何処にあるんだ?と右往左往し、
広い広い音楽の海を、行く先もわからず漂流していました。

しかし、音楽というモノの「芯」と言うか、
「何故音を求めるのか?」「音に何を求めるのか?」という点については、
掴めそうにな気がした事は何度もあるものの、結果今でも掴めぬままであります。

「何故なのか?」
それは恐らく自分はカッチョイイ音楽、そのモノに憧れていた、
つまり「音楽と自分を一体化させたかった」という、その甘い考えに対し、
現実、自分の持つ「」では音楽というモノの芯を把握し切れなかった、
そういう事なんだと思います。
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MTBについても、やはり乗れぬよりも乗れている方がカッチョイイ訳で、
派手なDVDなどの映像を見た後では、ムッハームッハーなります。

が、DVDの世界でカッチョ良く走り回る人々は、
継続的な努力をする能力と「」を兼ね備えた人々であり、
そのどちらか、乃至はどちらも持っていない自分を、そこに重ね合わせる事は、
冷静に考えると、やっぱり・・・不自然に感じてしまうのですね。

そもそも、自分が何で自転車に乗るのか?を考えると、
当然、「オモロイから乗る」訳であり、最大目標は楽しむ事、その事。
その為に、時間や、時間の変化形である金銭を投入している訳ですから。


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ゴハンを美味しく食べる事が目的であるとして。

より多く食べたくなるのも当然ですし、つい早く食べてしまうと言う事もあるでしょう。
しかし、早食い大会(レース)で有効な能力や、
大食い(ロングライド)の能力が必須という事は、やはり無く、
まず求めるべきは「美味しく食べる事=楽しく乗る事」

そこをクリアせずして、次へ行こう等と言うのはチョッと無理があり、
その無理に気付けないまま、ズレが広がって行き、
やがて疎遠となるなんて事になれば・・・鈍感の悲哀です。


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鈍感である事が悪い訳でも、レースやロングライドに意味が無い訳でも無く、
「自分の行く先は?」というのが見えない事、それが何より辛い事。

自分は、あるタイミングから「上手くなる事」を捨てました。
そりゃ、長年乗っていれば何かしら上手くなる事もあるだろうと期待しますが、
とりあえず「上手くなる事」を目的とせず、まぁ毎日を楽しく走ろう、
そう整理し直したのです。

結果的に、プロライダーへの尊敬の念や、
自分に出来ない事を出来る人への尊敬と言うモノが、より現実味を増しました。
憧憬ではなく尊敬、ですね。



鹿の角を探すセンスも、MTBを操りこなすセンスもない自分ですが、
自転車がある生活と言うものを、結構有り難く思える程には楽しんで居ります。

皆さんは如何ですか?
其々に楽しんで居られるのであれば、それは素晴らしい事です。
でも、もし何か窮屈さや不自然さを感じているのであれば、
憧れを捨て、諦めてみるのも良いかもしれません。

まぁ何が吉と出るか分からんのが人生なんですが、
所詮、自分は自分でしか無いですからね。
by kaleidocycle | 2011-05-02 21:00 | 無駄
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