井戸端監視カメラ



迷車考 後編。

c0189724_19104816.jpg
    /
  /
/ 時代に取り残されるってのはさぁ、
   実に悲しいモンだよ?
   俺もさ、昔はブイブイ言わしたんやけどな・・・
\ 俺の名前知ってる?知らんか~。
  \
    \
と、過去の有名人キッシーさんも汗をかいてます。
それ程時代の波間に取り残されるというのは、
恐ろしい事なのですね。
という訳で昨日から引き続き、お題目は「どうなる&どうする27.5インチ」という、
興味無い人には面白くも何とも無い、そんな話をレッツゴー。

検証のベースは昨日もご紹介した、友人のマシーンであるハローのビーズリー
c0189724_20504318.jpg

此方ですね、良い立ち姿です。完成車で¥10万とは信じられません。
で、チューブをバーストさせるなり、タイヤがずんべらぼうになるなりした時、
「タ・タイヤ&チューブが・・・手に入らない。」となったとしたなら。


例えば、フロントを29インチ化してみる、と。
c0189724_20505332.jpg

こんな感じ。
フォーク長さは29erで標準的な470mmなので、装着には全く問題無し。
リムサイドが銀なので違和感有りますが、サイズ的にはまぁアリかな、という範囲。

数字的に見て行くと、まず27.5x2.3のタイヤが直径約690mm。
で、29x2.1のタイヤが直径約730mmで、その差約40mm。
なので、フロントが約20mm持ち上がる、と言う事になる訳です。

デフォルトの前後27.5インチで、BBハイトが約310mm。
それに対し、フロントのみ29er化した仕様では、BBハイト約320mm。
数字的にはまぁOKそうなライン。

試しに乗ってみると・・・普通、全然OK。
26インチ車に29インチホイル入れたり、その反対したりすると、
ハンドリングがてんやわんやになる事しばしばですが、
後27.5で前だけ29、普通にアリです。



「逃げ道が見えた!」となるには尚早。
何故なら、リアには29インチを飲み込む程のクリアランスは無いから。
では、如何しようか?直径が27.5インチの690mmに近いモノとなると?
700x38のホイルを測ってみた所、約695mmとニアリーイコール!
c0189724_20511189.jpg


こんな感じ。
ん、ん~・・・確かに直径は同じなんだけど、これではMTBじゃ無いしなぁ。
しかしまぁ、取り敢えず「タイヤ手に入らない=フレーム廃棄」という事態は避けれる。
と言うか、キャノンデールのバッドボーイみたいなモンだと思えば、
コレはコレで良いんじゃないか?とも思えたり思えなんだり。



あとは、例えばパスハンター用の650Aを履かしてみるとか。
c0189724_20512010.jpg



650x37Aでタイヤ直径約660mm。
デフォルトの690mmと比べると外径が一回り小さくなりますが、
乗った感じでは、チョッと切れ込みが強いかな?という程度で、まぁ悪くは無い。

650Aというと、ママチャリのサイズなので、ママチャリのタイヤも履ける!
って、あんまり嬉しく無いですね・・・。
コレなら、前出の700x38cの方があらゆる面で良さそうなので却下。



しかし660mmとなると・・・?
MTBの王道である26インチホイル、26x2.25の直径が約660mm!
そう、ヒーローは最後にやって来る!
650x37Aにする位なら、普通に26インチ化した方が良いに決まっているじゃぁないか。

27.5x2.3が直径690mmで、26x2.25が直径660mmと、その差約30mm。
BBハイトで言うと、前後27.5が約310mmに対し、
前後26では約295mmと、約15mm低くなる。

15mm低いと、ハンドリングにも影響あるし、
狭いダートでペダルをカッチン言わす回数も増えるだろう。

し・か・し。
c0189724_2051518.jpg
そんな時の「エキセントリックBB」!

偏芯軸をクリクリ回す事で、
チェーンのテンションを張るこの機構。
BBハイトを最大10mm程度可変させる事が可能。


この調整機能を上手く使う事で、
ビーズリーの場合は、26インチ化しても、
ほぼ完璧に26インチ化が可能なのですね~。

まぁそんなこんなで、ビーズリーの様な27.5インチでも、
エキセンBBを採用していれば、26インチという逃げ場が残されている、と。
そういう事です。
c0189724_2052596.jpg
しかし、27.5はやはり27.5で乗りたい、
それが当たり前の希望であります。

チューブに関しては、650x42B用が、
パナレーサから出ており、いつでも手に入るので、
取り敢えずは、それでしのぐ事が出来ますし、
思い切ってチューブレス化キットを使い、
チューブレス化してしまうというのもありなので、
まぁ何とか、何とかなるかぁ、と楽観的希望。

c0189724_18482036.jpg
実際、今後どうなるかは不明です。

しかし「火中の栗を拾う」・・じゃなくて、
死中に活を見出す」という奴で、
この生まれたてのマイナーな規格を、
今敢えて選び使う事で、若しかすると・・・
順調に成長していくかもしれない。

名車として残るか?迷車として消え行くか?
その差は、アナタが遠巻きに見ているだけなのか、もしくは勢いで27.5を試すか、
そこを分岐としているのかもしれませんよ~。

どどど如何なる?27.5インチ!





ホイルの入れ替え実験の際、700x38cをもがれたEBS ニードルに、
c0189724_20521762.jpg


ビーズリーの27.5x2.3を履かせてみるとこんな感じでした。
イカス~!
by kaleidocycle | 2011-04-23 19:06 | 駄情報
<< リフレッシュ。 迷車考 前編。 >>


空井戸サイクル
カテゴリ
以前の記事
空井戸サイクル
(カライドサイクル)

〒602-8044
京都市上京区堀川下立売
東入ル東橋詰町167-2

℡ 075-755-6627

kaleidocycle.jp
検索
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧