知らぬ間に10月突入。
夏が終わらない終わらないと言っていた、
そんな9月も今は昔、
完全に秋です。
気候が過ごし易くなって、
体が安心しているのでしょう、
やたらと腹が減り、やたらと眠たい。
コレだけ過ごし易ければ、そら寝ているだけで気持ち良い訳で、
目が覚める時間がドンドン遅くズレ込んでおります。
で、起きてから走りに行こう!としても、開店までの残された時間を逆算すると・・・、
行ける範囲はたかが知れていて、毎日同じ所ばかり走る事になったり。
それではイカン、という気持ちはあり、
昨晩は
「明日は早く起きまっせ!」
と誓い就寝したモノの、目が覚めれば何の事は無い、
開店まで残り4時間、ワオ失敗。
何は無くとも走り始め、京の背中 花脊峠を、
エンヤコラエンヤコラと上り、
水場まで上りきった所で、さてと考える。
このまま引き返して、朝ご飯をのんびり食べるべきか。
それとも、このまま峠を越えて、グルッと京北を一周回れるか。
考える時間があるなら走るべきだ、
という事で、山向こうの田舎ゾーンへ。
秋の田舎は、とても美しく、
その中を、上りで溜めた位置エネルギーを、
盛大に開放しながら、シューンと下って行く。
気持ちよい、実に気持ちが良いのです。
桂川上流に沿って、ぺターンと伸びた道を、
車も人も殆ど居ない中、只管クルージング。
あぁ気持ちが良い、あぁ気持ちが良い。
けど・・・帰宅予定時間までに帰れるのか?
という疑問が頭の上にぷらぷらと。
時計も携帯電話も持って出ていないので、
間に合うか否かは、よく分からない。
しかし、間に合えば間に合う、
間に合わねば間に合わぬ、
ただ、それだけの事ではないか。
と、開き直って走り続け、帰宅して時計を見ると、
やはり微妙に遅刻ペース。
急いで店に向かうべきなれど、そこは秋、腹が減っているからメシを喰う。
そして盛大に遅刻する、と。
こうして世界はルーズになる、そんな秋です。