夜、街灯の下をすり抜けて行く塊。
「アレは何だ!」
「鳥だ!」「飛行機だ!」
否。
フロントキャリアだ!
フレームを配達する用事があり、
フロントキャリアに、箱ごと乗せてみた所、
意外にも・・・普通に運べました。
しかも、風防にもなって寒さ知らず。
そして、その箱から出て来たのは、
「ベントさせて何になるのか?」
そんな疑問さえ起きる、角パイプのイカついリアバック。
どうせ色が剥げるに決まっているチェーンステーは、
最初から生地仕上げという、先回りっぷり。
そんなコイツは「Banshee Vient」
ヘッドチューブの分厚さも、ディスク台座の厚さも、
何もかもが辛口仕上げ。カナディアン・・・恐るべし。
しかし、我が荷台の前では、だたの荷物よ!
まぁ別にね。
自転車がね。
←EBSワークの荷台には、
灯油缶が丁度入る事を最近発見。
荷物を運べなきゃいけない、
なんて訳では無いんよね。
←オオヤコーヒーの配達用ビッグダミー。
京都一円に20kg位のコーヒー豆を配達。
ただ、運べるという余裕は、
言うならば母性。
甘えさせて貰うと、
やっぱり良いモノだし。
←卒業製作展に使う机を運ぶ。
そこにドップリ浸かる快感は、
否定しようが無い。
自動車を毎日乗っている方には、ピンと来ないかもしれませんが、
荷物を運べるって事は、とてもとてもスウィートな事でありますな。