井戸端監視カメラ



品質。

ストーブと言えば、上にヤカン。
載せたヤカンに水をなみなみと注いでおけば、一日中湯が使える上に、加湿も出来る、
そして湿度上がれば室温も高く感じる、と、ありがたい事尽くめ。

なので、手持ちのホーローのポットを、何も考えずに載せて使っていたのですが、
先日、水漏れを発見。よく見るとヒビが入っていました。

ヒビが入ってから調べても遅いのですが、どうやらホーロー製品は、
火に掛けっ放しという使い方には向いていないそうで、
更に記憶を辿れば、何度か空焚きをした事もある。
当然それも、ホーローにとっては良いはずも無く・・・。


c0189724_22411535.jpg
「ホーローよ、済まぬ」とばかり後悔すれども、
一度覚えた便利さは手放し難いので、
近所の荒物屋で早々に代わりのヤカンを購入。
それが此方のオールドスクールなアルミのヤカン。

今度は取っ手も樹脂製なので、
熱々状態でも素手で掴めて便利便利、と、
ご機嫌で使い始めたのです。

が!二日目にして・・・、
蓋の樹脂に亀裂が入りました。
製品不良だ、品質不良だ、そういう事で済ましたくなる気もしますが、
実際の所、こうなった原因の殆どは、自分がこれ等ポット・ヤカンについて、
何の知識も持たなかった事、またそれを補う努力をしなかった事であります。

ホーローポットも、ヤカンの樹脂の取っ手も、
毎日火に掛けて何の問題も無く使えるかもしれない。
しかし、毎日ストーブに載せて使うに最適なモノを選んだか?・・・否。


よく、中国製は駄目だ、なんて言葉に出くわしますが、
その殆どは、品質に問題があるのではなく、
使い手の求める懐の広さに対して、甘やかせる程の余裕が無い、
その事が、意見の波と化して、ザックリとした批判に姿を変えている、
そんなではないかという気がします。

使い手が、使う努力をしなければ、道具はただの道具であり、
慰めてもくれないし、救ってもくれはしない。
反面、使う努力をした際に、充分に応えてくれるモノ、
それこそが良い道具なのではないか、なんとなくそう思います。


空井戸では、意識して国産の製品を並べる様に心掛けていますが、
それは安っぽいパトリオティズムであると同時に、
出くわした問題点を、人の所為にして有耶無耶にしたくない、
そんな安っぽい行動意識を達成する最短距離だからでもあります。
c0189724_23484238.jpg
EBSのフロントラック
前荷台 ¥20,000

今、自分も使っていますが、
非常に便利です。

ただ良くない点に気付く事も有り、
それを日々造り手に文句として挙げ、
改良を試み、形にしています。

この荷台に関しては、試作品の様な塗装では無く、
今回、工業用の黒メッキ仕上げとし、防錆性能を上げています。
自分は、鉄生地のまま自分でペンキに塗ったモノを使って何の不満も有りませんが、
製品として出すのであれば、劣化が遅ければ遅いに越した事は無い。


造り手の方々対しては、常に文句を垂れている様な状況なので、
嫌がられちゃってんだろうなぁ、なんてのは・・・涙々です。
しかしまぁ、それで製品が良くなるんなら、別に良いか、とも思います。

悲しいかな、自分は何も生み出さない商人です。
だからこそ、造り手の意見、使い手の意見、其々を代弁し、
其々の距離を近付ける事、それが重要な任務です。

まぁ、「国産は、高品質の証では無く、意地の御旗なのだ!」等と偉そうに説教垂れる前に、
ストーブに載せるに適したヤカンの選び方から取り組め、ってな話では有るんですけどね。
by kaleidocycle | 2010-01-27 00:17 | 商品
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