井戸端監視カメラ



後の祭りの後。

昨晩、やっと形になった「EBS フロートロード」
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「速く走る為に出来る事を全て!」
と言う感じでもない、地上1mを滑空するマシーン。

自分の中で、ロードバイクと言うのは、
映画「紅の豚」の中に出て来る飛行機のイメージが強く、
速くある事が重要なのは勿論ですが、それと同じ位重要な「必須要素」が幾つか有り、
その必須要素を突っ込んで形になったのが此方。大満足。

自転車に慣れ親しんだ自転車屋のくせに、如何にもときめいてしまって、
朝、のんびり寝ていられる様な具合ではなくて、
まして天気が良いなら、走りに行かない理由は無いって事で、
チョロチョロと様子見がてら出掛けた今朝。



近場の峠の取っ掛かりに看板が。
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丁度昨晩は、
鞍馬の火祭りだったらしい。


看板にもある通り、
火祭りの日は、
車の通行規制がかかります。

あの狭い鞍馬の道ですから、
当たり前なんですけどね。


なので普通、火祭りには叡山電鉄鞍馬線という、
渋味の効いた電車で行くのですが、危険な程混み合います。

そんな時は、やはりと言うか何と言うか、自転車がとても便利。
鞍馬寺の少し手前に臨時駐輪場が出来、
そこに自転車停めて、歩いて行けば、スイスイと行けるって寸法。



当然、今朝は既に祭の後で、観光客は誰も居らず、
静かな朝なのですが、鞍馬寺周辺に行くと、
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地元住民の方々が、「お疲れ様でした」と声を掛け合いながら、
祭の後片付けをしていました。



道の上は、黒く焦げたた跡が其処彼処に。
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煙の匂いと、
ほんのり酒の匂いと、
そして舞い立つ埃とが、
いつもとは違う鞍馬の顔を覗かせる

走れば走る程に、
埃が目に入り、
視界が涙でソフトフォーカス。


何だか、遠くへ来たみたい。
鞍馬じゃぁないみたい。

と言うより、これこそが鞍馬、
きっとそうなんではないか。



道の端々では、燃え残りの火がいこって居り、
お神酒の入った大きな樽を仕舞う人や、燃えカスを豪快に川に蹴り込む人、
疲れたのか、焚き火を見つめて座り休む人などが、
祭が静かに着地して行く様を示していました。

そしてその横を、無音のまま自転車で滑空し、今から始まる日常へ帰って行く自分。
自転車とは、距離の存在を明確に確認させてくれるナイスな道具です。


ただでさえナイスな自転車、その中のこのフロートロード、ナイスを超えて素晴らしいです。
Wレバーも簡単に操作出来る安定したハンドリング、見た目よりも芯のあるリアバック、
そしてアレやコレや何やかんやで、時間が有ると、つい見つめている自分が居るのです。
久し振りのときめきが止まらず、少し困ってしまいます。
by kaleidocycle | 2009-10-23 22:09 | 無駄
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