井戸端監視カメラ



2010展示会 その6。

展示会報告も5回目なのか6回目なのか7回目なのか、
よく分からなくなって来ましたが、今週も展示会行って参りました。

自転車の展示会ってのは、
アクセスの良い街中の貸しスペースで行われる事も有れば、
今回の様に、自社倉庫にて行われる事もあります。
置いて有る場所で、見たい人が見る、というのは合理的なので、
個人的には倉庫展示会を好ましく思います。

因みに今回は、こんな所です。
2010展示会 その6。_c0189724_20523128.jpg

ここに整理整頓&プールされた、皆さんの「おぉ!」という部品が、
全国に発送され、我等店舗を通じて、お手元に届く訳ですね。

まぁ場所によっては、
2010展示会 その6。_c0189724_20573765.jpg
こんな場所も有ります。
痩せぬ者、通るべからずって感じですね・・・。



ってまぁそんな事は良いとして、展示会で何を見たか、です。
まずは、耳の早い人は知っているであろう、
2010展示会 その6。_c0189724_210119.jpg
Surly Pacer完成車 ¥172,200(税込) 
コンポはフルティアグラで組まれています。
個人的には、バラで選んで組む事をお勧めするかなぁ・・・。
同じ位の予算で、もっと我侭詰め込めそうに思うしね。
しかし、「自分の我侭が何なのか未だに分からん!」という人なら、
完成車で買えるという選択肢が増える事は良い事ですね。

因みに、新色のグリーンのフレームセットは、11月~12月のデリバリー予定。

Surlyはいつもの通り、そんな大きな変化は無くて、
強いて言うなら前述のペーサー完成車が出た事と、
今までサイズの大小で26インチ・700cホイルの棲み分けになっていた、
ロングホールトラッカーが、全て26インチで統一される事になった位事か。
700cのロングホールトラッカーが欲しいノッポさんは、
年末のボーナスを突っ込んで下さいね。
10/28  スイマセン!嘘付きました!
      ロングホールトラッカーの700cは継続で、
      全てのサイズに26インチが「追加」されるってのが正解です!



と結びかけた所で!コレもでした。
2010展示会 その6。_c0189724_21183518.jpg
Pugのフレーム形状に少し変更が。
トップチューブの後端にタワーバーが入り、スタンドオーバーハイトが下がりました。
こんな変化が必要な程、世界の何処かで支持されているって事でしょうかねぇ。
京都では殆ど見ません。でも、今日はPugオーナーが偶然店で鉢合わせしてました。

支持者が多かろうと、少なかろうと、存在する支持者の為に出来る事をする。
ん~、政治家の先生の様な言葉ですな。



で、そのSurlyの横に並んでいた、Salsaのファーゴが履いているリムなんですが、
2010展示会 その6。_c0189724_21353918.jpg



Salsaのゴルドリムに29er仕様が!

太い!29erとは思えないこの太さ!
幅は驚きの35mm。
29erで、とにかく太いタイヤを、
低圧で乗りたい人には朗報。
しかし、そもそもフレームに収まるか、
確認する事をお忘れなく~。



29erのリムなんて、選択肢無くて当たり前だったのに、
今ではこんなリムが選べる様になったんですね、感無量。


29erは市民権を得た。
ならば此方はどうなのか?と行く末気になるのが「650B」です。
2010展示会 その6。_c0189724_21451771.jpg

絶対的なグリップで大人気、Kendaのネヴェガル。
見慣れたこの銘柄でも、よく見ると・・・「27.5x2.35」???

そう、コレは650B規格のネヴェガル!
こんなん出てるんや~、ととても驚きました。
そもそも、コレを履いている車種が、650B規格初のMTB完成車である、
Haloのビーズリーですからね、特攻隊とは正にコレ。

前知識何も無しで語るなら、650B規格のMTBは、
MTBとして最良の選択に一番近いと思います。
ただ、何と言ってもタイヤが無い、リムが無い、
そういう意味において、700cと共用出来る29erよりも越える壁は高いです。

しかし!是非越えて頂きたい!ホントに。

因みに、このビーズリー、素晴らしい一台です。
価格も比較的買い得ですし、ルックスもセクシーで、文句の付け所が有りません。
650BMTB界の人柱になる気概の有る人は、得をするって事なんでしょうね。



まぁこの様に、流行ってる流行ってるとよく言われる自転車業界では有りますが、
大勢の流れは、あくまで完成された無風地帯の話であって、
こういう実験的、つまりは趣味的な流れと言うのは、
とても流行にのせて頂ける様な完成度では有りません。

今回展示されていた、アトミックラボラトリーの「TrailKingSS」フレーム。
2010展示会 その6。_c0189724_2242869.jpg





←全て鉄です。


オールドスクールな匂いがしながらも、
MTBの根源を提示する様な「ゾクッ」とする雰囲気が有ります。

ただ、足元には4kgまで量れるハカリが「量ってみろ」とばかりに置いてあるので、
遠慮なく、と量ってみた所、当然の様に・・・一瞬で振り切れました・・・。



否定出来る要素の奥に、肯定要素があり、
また肯定要素の奥に、否定要素が光るからこそ、
人は自転車に惹き付けられ、ああでもないこうでもないと、
意味の分からん悶えを繰り返すのでしょう。

皆さん、悶えてますか?



2010展示会 その6。_c0189724_22155136.jpg
今回の自分の悶えポイントです。

プロファイルのガスペダル。¥18,000。
高い~、けど・・・ってね!

バカな話ですよ、ホント。
by kaleidocycle | 2009-10-15 22:14 | 駄情報
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空井戸サイクル

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