いつもより少し早く起きて、お茶を買いに行って来ました。
ゴールデンウィークの影響により、空井戸のお茶っ葉消費量急増で、
思いの外早く切らしてしまったのです。
お茶っ葉なんてのは、近所のスーパーで買えば良い様なモノなのでしょうが、
そう簡単に流す事も出来ません、何故なら・・・。
京都市内から少し足を延ばせば、宇治・田原・朝宮と、
日本有数のお茶処がすぐそこにあり、
そして何より、自分は宇治生まれの宇治育ちだという事!
実家の裏には茶畑、小・中・高と通学路脇にも茶畑、
幼児でも「玉露」という言葉を知っており、
煎茶・番茶・ほうじ茶の違いを、頭ではなく体で覚え、
夏には抹茶に砂糖を加えたグリーンティーが各家庭で愛飲される。
小学校の手洗い場には、極熱のほうじ茶が出る蛇口があり、
中学生が許されるアルバイトは、年末年始の郵便配達とお茶摘み。
そんな、どっぷりお茶浸しの「宇治民」人生で御座いますから、
「どうせならうまい茶を飲みたい」と願う事は至極当然。
そんでまぁ、京都市左京区から比叡を越えて、
大津市を抜け宇治田原でお茶っ葉を手に入れ、
宇治市内を通って再び京都市内と、グルッと時計回りの午前中。
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そんなこんなで、無事お茶っ葉を切らす事無く、
今日もポットは、うまくて安いお茶で満たされているのです。
自宅のある京都市左京区から、宇治田原まで往復約70km程。
のんびり走るには良い距離なので、
ゴールデンウィークにまだ余裕がある人は、お茶を目指してサイクリングも良いかもしれませんな。
因みに「蛇口からお茶」の件は、冗談だと思われる事があるのですが、
当然、本当です。
同郷出身タレントの坂下千里子さんや、安田美沙子さんも、
きっと蛇口を捻った事でしょう、ウンウン。