寒い。
路傍の温度計を見る限り、
春は本当にそこまで来ていると言う事を勘繰らずには居られないのですが、
皆様の元に春が来そうな気配は有りますか?
まぁしかし地球は周り、予定調和の如く時は進みますので、
その内、春は必ずやって来るに決まっている。
が。
桜はいつ咲くのか?
そんな事は誰にも分かる訳も無いのに、
花見の予定は早めに決めなければならないモンですから、
咲かない花を愛でて呑む花見となる危険性や大也・・・。
などと、時事諸々を公開するのは自分の仕事ではなく、
自転車屋という生業をまっとうすべく、
春に似あう自転車の中から、Surlyを2台ご紹介。
まずは、Surlyの地味系ツーリング車、
「ロングホールトラッカー木の芽時風味 サイズ52」 微妙にお得な¥162,750
元々ドロップハンドル&バーエンドコントローラーの車両ですが、
やる気の無い自転車に乗りたい人、乃至は腰痛持ちの人をを魅了する、
プロムナードバーに、
Paulのサミーズを使い、サムシフター化。
また、タイヤを微妙に太く微妙にダートな「シュワルベ マラソンクロス」にする事で、
ほんのりとしたやる気を垣間見せています。
そう、サミーズは意外と使い勝手が良く、
マラソンクロスは意外とダートが行ける。
勿論、最高性能であるはずも無いのですが、
それでも、まぁ充分使えると言う事を、実際に使っている自分が言い切ってみます。
コレに前後キャリア付けて、一日50km位のダラダラペースで、
お遍路さんとか回ったら、とても良い気分なのではないでしょうかね。
行けるもんなら、サンチャゴ・デ・コンポステラなんてのも行ってみたい。
次、使えるのか使えないのか?というより、
使うのか如何なのかの選択を迫る、
日々暗いトーンばかりが伝えられる自動車社会米国への逆襲的存在、
Surlyの「ビッグダミー」。
始めてみた時は「デカっ!」と思いましたが、
毎日見ている内に、何だか普通に見えてきました。
この感じは、メルセデスの4つ目が出た時の違和感と、
その後になれてしまった感覚に近いのかもしれません。
見た目とはウラハラに、意外と普通に走ります。
意外と立ち漕ぎも出来るし、スタンドも付いているので普通に停められるし、
自宅に置ける場所がある人であれば、
お金を落したと思いきる諦めで手に入れてみると、そう悪い選択でもない様です。
こんなん見て、「トゥー、トゥットゥトゥトゥトゥー」なんて口ずさんでいる内に、
まさか!な恋心は育つモンですので注意は必要。
頭から離れなくなったなら、一度連絡を下さい。
幸か不幸か、この一台には傷が付いており・・・、
傷入りの悲しみを癒し、平等を期する為、多少・・・お安く出しますぞ!
そんなこんなで空井戸サイクル、自転車を売っています。
自転車で来るには都合の良い場所なのですが、
今から自転車ゲットだ!という人には、
電車が通っていない地域なので、来難い場所であると言えます。
今週末の日曜日には、空井戸前の「堀川」が再整備され、
川から公園に変わって、生まれ変わる記念のお祭があります。
昼から夕方まで、露店が出たり、水車を作ったり、
何か色々あるみたいですので、それを見るついでにでも、
立ち寄って見てやって下さい。
上手く行けば、桜が咲くやもしれんしね。